
サーフへ到着してルアーを投げたものの、回収するたびにフックが海藻まみれ。魚を狙うどころか、毎回藻を外す作業になってしまった経験はないでしょうか。
しかし、海藻が多いからといって、必ずしも魚が釣れないわけではありません。海藻の流れ方を観察し、投げる場所やルアーを変えることで、マゴチやヒラメを狙える可能性があります。
この記事では、海藻が漂うサーフで釣りを続ける判断基準や、ルアーに藻が絡みにくい攻め方を解説します。海藻に悩まされているサーフアングラーや、釣り場を移動するべきか迷っている人におすすめの内容です。
- サーフに海藻が増える原因
- まずは海藻が漂う範囲を確認する
- 海藻が少ない角度へ斜めに投げる
- 表層を速めに通す
- フックの少ないルアーを選ぶ
- ワームを使うならオフセットフックを活用する
- 藻が付いたまま投げ続けない
- 海藻の周辺は魚がいる可能性もある
- 釣り場を移動した方がよい判断基準
- まとめ|海藻を避けながら魚がいる場所を探そう
サーフに海藻が増える原因
サーフに流れ藻が多くなる原因として、強風や波によって海底の海藻がちぎれ、岸近くへ流されることが挙げられます。
特に、荒れた日の翌日や、季節風が強く吹いた後は、広い範囲に海藻が漂うことがあります。沖では問題がなくても、波打ち際に海藻が帯状にたまっているケースも少なくありません。
また、春から夏にかけては海藻が成長しやすく、枯れたり切れたりした藻が大量に流れ込むことがあります。河口付近では、大雨の後に草や枝などのゴミが混ざる場合もあります。
まずは海藻が漂う範囲を確認する
釣りを始める前に、海面と波打ち際を観察しましょう。
海藻がサーフ全体に広がっているように見えても、潮の流れによって一部だけ空いていることがあります。海面の色が周囲と異なる場所や、海藻の帯が途切れている場所を探してみてください。
数投して毎回大量の藻が付く場合でも、左右へ50〜100m移動するだけで状況が変わることがあります。同じ場所で投げ続けるより、海藻が少ないコースを探しながらランガンする方が効率的です。
海藻が少ない角度へ斜めに投げる
海藻は潮の流れに沿って帯状に漂うことがあります。そのため、正面へ投げるだけでなく、海藻の帯と平行になるよう斜めにキャストすると、絡む量を減らせる場合があります。
着水後すぐに藻が付く場合は、沖にも海藻が広がっている可能性があります。一方、回収直前にだけ藻が付くなら、波打ち際に海藻が集まっている状態です。
手前だけに海藻がある日は、沖を重点的に探り、ルアーが岸へ近づいたらロッドを立てて素早く回収しましょう。
表層を速めに通す
ルアーを海底まで沈めると、沈んでいる海藻や切れ藻を拾いやすくなります。
海藻が多い日は、着水後すぐに巻き始め、表層から中層を通してみてください。ロッドをやや立ててリトリーブすると、ルアーが浮き上がりやすくなります。
遠浅サーフでは、重すぎるルアーよりも、一定速度で浅いレンジを引きやすいシンキングペンシルやミノーが扱いやすいでしょう。
広範囲を探れる『DUO ビーチウォーカー ウェッジ95S』や、浅いレンジを引きやすい『シマノ 熱砂 ヒラメミノーSR 110F』は、サーフ初心者にも使いやすい選択肢です。
フックの少ないルアーを選ぶ
海藻が絡む主な原因はフックです。特にトレブルフックが3本付いたルアーは藻を拾いやすく、数投ごとに清掃が必要になることがあります。
海藻が多い状況では、トレブルフックが2本のルアーや、シングルフック仕様のメタルジグを試してみましょう。
メタルジグを使う場合は、リアフックを外してフロントのアシストフックだけにすると、海藻が絡みにくくなります。ただし、魚の掛かり方によってはフッキング率が下がるため、状況を見ながら調整してください。
遠投して海藻の少ない沖を探るなら『メジャークラフト ジグパラサーフ』、コンパクトなシルエットで広範囲を探るなら『DUO ビーチウォーカー フリッパーZ36』も候補になります。
ワームを使うならオフセットフックを活用する
海藻が沈んでいる場所では、針先がむき出しになったジグヘッドより、針先をワームに隠せるオフセットフックが有効です。
バレットシンカーやフリーリグ用シンカーと組み合わせれば、海藻の隙間や海底付近を比較的すり抜けやすくなります。
マゴチを狙う場合は『エコギア パワーシャッド 4インチ』に『デコイ キロフック ワーム17』を組み合わせる方法があります。ワームの背中へ針先を軽く埋めておけば、海藻やゴミを拾いにくくなります。
初心者は10〜14g程度のシンカーから始めると、底を確認しながら操作しやすいでしょう。
藻が付いたまま投げ続けない
フックに少量の海藻が付いているだけでも、ルアーの泳ぎは大きく崩れます。
ミノーは左右へ傾き、ワームはテールが動かなくなります。メタルジグも飛行姿勢が崩れるため、飛距離が落ちる原因になります。
違和感を覚えたら一度回収し、フックやスナップに付いた藻を完全に取り除きましょう。海藻を素早く外すために『ダイワ フィールドプライヤー2 130HB』を携帯しておくと便利です。
海藻の周辺は魚がいる可能性もある
海藻は邪魔になるだけではありません。小魚やエビ、カニなどが隠れる場所になり、それを狙うフィッシュイーターが周辺に集まることがあります。
海藻の塊そのものへ投げるのではなく、海藻の帯が途切れる場所や、海藻の外側を通してみましょう。
特に海藻と砂地の境目は、マゴチやヒラメが待ち伏せしやすいポイントです。海藻がある場所を避けるだけでなく、海藻の位置から魚の付き場を予測することが重要です。
釣り場を移動した方がよい判断基準
どのルアーを使っても着水直後から大量の藻が絡み、毎投まともに泳がせられない場合は、ポイント移動をおすすめします。
目安として、10投して半分以上のキャストでルアーが泳がないほど藻が付くなら、効率の悪い状況です。左右へ移動しても改善しなければ、別のサーフや河口、堤防へ移動しましょう。
釣れない場所で粘るより、海藻の少ない場所を探す方が釣果につながります。近隣に複数のサーフがある場合は、釣行前に移動候補を2〜3か所決めておくと安心です。
まとめ|海藻を避けながら魚がいる場所を探そう
海藻だらけのサーフでは、まず藻が漂う範囲と流れる方向を確認することが大切です。
海藻が少ない場所へ移動し、浅いレンジを速めに通したり、フックの少ないルアーやオフセットフックを使ったりすることで、釣りを続けられる可能性があります。
一方、毎投大量の藻が絡み、ルアーを正常に泳がせられない状況では、早めに見切る判断も必要です。
海藻を単なる邪魔者として見るのではなく、潮の流れやベイトの位置を示すヒントとして観察しましょう。海藻の切れ目や砂地との境界を丁寧に狙えば、厳しい状況でもマゴチやヒラメに出会える可能性があります。













































